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女性専用サロンである理由

鍼灸師としての悩み
当時、体の外側からのみ施術をしてきた店主鍼灸師ヤマオカは、治療家としてのデビュー後遅からず壁に突き当たりました何度治療を施そうが、何度でも患者さんは帰ってくる。同じ症状を訴えて。
内面からの根本的な改善のため、日常生活のアドバイスをしようとも、実践維持できる人は少ない。
ならば、人間が生きていく中で外せない行為(努力なく日々実行できる行為)は何かと考えたとき、「飲食」と思いつくのに時間は必要なかったのです。
栄養学、三大栄養素、肉食、野菜食、地中海式、炭水化物抜き、グルテンフリー、スーパーフード等々、
時代により体に良いとされる「飲食」や「飲食の方法論」が出現し、もてはやされ、消えていきます。
「変わらないものって何だろう。変わらないものはどうして変わらないんだろう。」
自分の治療行為に物足りなさと限界を感じながら、それでも「もう一つ何か」「飲食に関わることを」と思いながら患者さんと向き合ってきました。
そして、2015年訪れた徳島県で運命的な出会いをしたのです。
「ホーリーバジル」との出会いでした。
ホーリーバジルとの出会い
その後、そのお茶が「ホーリーバジル」というハーブから作られたお茶であること、それは原産国のインドでは「トゥルシー」と呼ばれ、アーユルヴェーダでも使用される代表的な薬草であることを知りました。そして、そのあと最初に思いついたことは、「彼女に飲ませてあげたい」でした。
現在も良きパートナーである「彼女」は、当時仕事上のストレスや家庭の事情等で心身共に不調な日々が多くなっていました。
治療家として、外部からできることはやっていましたが、その場限りの効果に自分自身でも歯がゆさも感じていました。
そこでホーリーバジルのことをリサーチした後、パートナーにも飲ませてみました。
すると案の定、「美味しい」「癒される」という言葉が何度も何度も口をついて出てきました。
「これはいけるんじゃないか…」
そう確信めいたものを感じた瞬間でした。
「ホルモンバランスの乱れ」からくる体の不調に悩まされている女性に、
「ホーリーバジル」を届けてあげたい。
そして、パートナーのアドバイスもあり、パートナーと同じように悩んでいる女性、男性には理解しづらい「ホルモンバランスの乱れ」からくる体の不調に悩まされている女性に、この「ホーリーバジル」を届けてあげたい。そう思うようになっていったのでした。
男性を支配しているホルモンは約95%がテストステロンであり、一種類であるのに対し、女性は4種類ものホルモン(エストロゲン、プロゲステロン、オキシトシン、テストステロン)に支配されています。つまり、男性のホルモンバランス変化は単調であるのに対し、女性の場合は4種類のコンビネーションにより無数に近いパターンが生まれます。
女心と秋の空、と揶揄されるほど、女性の精神状態が男性に理解されない程変化するのは、その無数のパターンによるホルモンバランスの変化に支配されているからなのです。
現代社会は、まだまだ男性有利の制度システム上でなりたっていることは否定できません。その中で生きている女性にとっては、男性用に用意されたシステムと戦うのみならず、自分の中のホルモンバランスとも協調を計り続けなくてはならないという大きなハンディキャップをもって生活していることを、パートナーの言動からやっと理解できたのでした。
ホルモン的に考えたとき、少なくとも4倍以上の痛みや苦しみと戦っている女性を応援したい。この「ホーリーバジル」と、自分の技術を使った究極のリラクゼーションサービスを提供したい。
その想いから2年を経て「SIDEWALK」が誕生し、
3年を経て「SIDEWALK GOKOMACHI tea & aroma salon」が開店となりました。
